ウォールドガーデンとは何か、なぜデータクリーンルームをつかうのか

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kabe
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ウォールドガーデン、壁に囲まれた庭です。
またの名をクローズド・プラットフォームといいます。こちらの方が直接的でわかりやすいですね。

GoogleやAmazon、Metaなどのプラットフォーマー、言い換えるならば既得権益の保有者が、既得権益を守るために様々な生活者データを囲い込んでいる状況を表した表現です。

ユーザーにできるだけプラットフォーム内に留まらせる戦略として活用されています。
が、なにもずっとAmazonの中にいてください、Facebookだけみていてください、というわけではありません。ログインシステムのID連携やoculus questなど、自分たちのプラットフォームから打って出るためのサービス・ソリューションを多数提供したうえで、それらのデータを囲い込んでいるのです。

広告周りのプラットフォーマーのウォールドガーデンという意味では、GDPRやITPなどによるユーザープライバシー保護の観点から広告配信データの外部提供を制限=壁を建設しています。

第三者測定を締め出し、広告配信における透明性のあるデータ開示ができない環境を創り出しているのです。

そのウォールド・ガーデンの状況下でも秘匿性が高い状態でデータ分析や受け渡しが出来る環境こそがデータクリーンルームです。

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