広告をドーンとおおきく、予算を付けてマーケティング効果を狙いに・・そんな活動に取り組む前に、そもそもこのクリエイティブでいいんだろうか、AとBどちらの方向性で広げるべきだろうか・・そんな悩みを持つことも少なくありません。
古くはエリアを絞ったテストマーケティングですし、その流れを踏襲しているノバセルでは、TVCMの実施についてローカルでトライしてクリエイティブをブラッシュアップしつつ配信単価も必要予算規模も大きい関東・関西・名古屋へと広げていく、そんな座組を推奨しています。
要は、失敗することを前提に、その失敗の傷口を最小限にとどめていく、そんな方法です。
それの、態度変容バージョンについて、マクロミルのサービスをご紹介します。
Adlab 誕生の背景
マクロミルの箱庭の中で、マクロミルユーザーへ広告を配信する手法です。
もはや広告配信ではなく調査画面で見せてもいいように思えるかもしれませんが、調査で答えようとするのと、広告を見た印象を後から聞かれるのとでは意識への入り方がまるで異なります。広告、普通の人ってそんなに意識してみてないものです・・。自社広告はやたらと記憶に残りますが・・
広告接触者・非接触者の効果検証では、YoutubeやGDNが絡む場合にはデータクリーンルーム、ADHを使います。
なんといってもパネルへの広告配信ですので、配信単価はやや高めですが総広告費用は抑えることができます。
仮に、TVCM素材は既にあり、その改訂を何パターンか試したい、そんな場合であれば、ローカルへのTVCM出稿と同時期にトライするのがおすすめです。
TV画面でTV番組の間などで見せられる広告と、スマホで見たい動画の前に見せられる広告ではまた記憶への残り方が異なりますし、両方接触のリフト効果も事前に検証できるので・・
Adlab 活用イメージ
なんといっても事前のクリエイティブ検証です。
単クリエイティブ接触効果はもちろん、重複接触効果も見て取れます。
上記図ではクリエイティブCにいいところはありませんが、実はA+C>>A,だったりする、といった発見もあるからです。その場合はシーケンス配信(Aを見た人にCを配信する)といった手法で本番に臨むことができます。
また、配信セグメントの検証も可能です。
セグメント×クリエイティブの検証は、配信母数次第です。調査で補完する方法が現実的ではあります。